お葬式の最後に。ビニールハウスとワンちゃんとのお別れ

皆さんは、ワンちゃんや猫ちゃんなどの家族はいますか?

私には、3歳になったばかりの看板犬、「あずきちゃん」がいます。これがまた、」可愛くてですね・・・スタッフみんなで可愛がってくれています。

もはや、かけがえのない家族である、ワンちゃんや猫ちゃん。そんな家族とのお別れを素敵になされた方のご紹介です。

その方は、農業をなされていました。いつもビニールハウスに行って農作業をすること、そしてワンちゃんの散歩が日課でした。

お葬式の時には、さすがに葬儀場に犬を連れてくるわけにもいかないので、ご家族さまからこのように相談されました。

「霊柩車で火葬場へ行くとき、寄ってもらいたい場所があるのですが、出来ますか?」

とのこと。

霊柩車の運転は、私が行いました。立ち寄った場所は、生前いつも通われていたビニールハウスでした。

車を停車し、同乗されていたご家族さまが、

「ばあちゃん、ハウスに着いたよ。」

そして、そこに駆けつけてきたのは、散歩に連れて行っていたワンちゃんでした。

故人さまとワンちゃんとの最後のお別れ。家族にとって特別な時間をお過ごしいただけたなら、嬉しいです。