★自慢のご主人様へ送られた色紙を祭壇の前にお飾りしました。

先日のブログの続編にもなるのですが、お伝えしたく・・・。2日間を自宅で過ごし、お通夜からお葬式までを当社斎場でお世話させていただく、4日間のお付き合いとなる今回のお客様。

自宅からの移動時間となり、故人様を自宅から斎場へとお連れするさいに、お柩の近くに飾られた一枚の色紙に目が止まりました。そして当社スタッフが、

「これをホールに飾りませんか?」

このようにご提案したところ、奥様もお喜びのようで、「お父さんが36年間勤めていた会社を退職するときに会社の方が書いてくれた寄せ書きです。」

とのことでした。

色紙をお飾りした事はもちろんですが、葬儀のナレーションにも少しこのことを折り込んでみました。

【・・・働き者で責任感の強い人でした。皆様はお柩のそばにお飾りされております色紙にお気づきでしょうか。

故人様が36年間勤め上げた会社を退職するとき、同僚の皆様が寄せたメッセージでございます。家族を守り、仕事に生きた男の姿がそこにございました。】

お客様が葬儀に望むもの・事。これらは決して一辺倒ではございません。

一人一人のお顔が違う様に、歩んだ人生もまた違います。

「まごころ葬儀羅漢」では、決して画一的にならないお葬式を努めて参ります。