「ありがとう」で始まり、「ありがとう」で終わる一日

今年も厳しい暑さが続いていますね。
日中の気温が40度に達するという、ちょっと信じがたい予報も出ています。
皆さん、こまめな水分補給と休息を取りながら、くれぐれも体調には気をつけてお過ごしください。

さて、そんな暑さの中でも、なるべく“上機嫌”でいたいと思う今日この頃です。
忙しさやイライラする場面があると、つい表情や言葉に出てしまいそうになりますが、
そんなときこそ「ありがとう」の一言が、気持ちを整えてくれることがあります。

実は今、会社から社外研修に参加させてもらっています。
正直、決して安くない金額を出していただいて、時間もかけて通わせてもらっている。
そこに込められた会社の思い、そして「学んできたことを必ず持ち帰ってほしい」というメッセージを、毎回感じています。
そこでは仕事の技術というよりも、“考え方”や“在り方”のような、もっと根っこの部分を学ぶ時間があります。

最近特に印象的だったのが、「上機嫌は習慣である」という言葉。
正直なところ、僕はどちらかというとネガティブ思考の人間です。
だから、“上機嫌でいることが大切”なんて聞くと、最初はちょっと構えてしまいました。

でも講義を受けて、少しずつ実践してみると気づいたことがあります。
上機嫌って、「理由があるからなるもの」じゃなくて、「まず自分で選ぶもの」なんですね。
笑顔で挨拶する、ありがとうを多く言う、できるだけ前向きな言葉を使う。
たったそれだけでも、不思議と物事の流れがスムーズになる感覚がありました。

もちろん、まだまだです。
つい不満を口にしそうになる時もあるし、気持ちが落ち込む日だってあります。
でも、それでも「上機嫌を選ぶ」という小さな特訓を、これからも続けていきたいと思っています。

ネガティブであることも自分の一部。
だけど、そこにとどまるより、一歩進んで、ポジティブを自分の“選択肢”にしていきたい。

そう思えるようになったこと自体が、今の僕にとっては大きな学びです。